コレクション:

卯三郎こけしイメージ


"伝統こけし"と"創作こけし"


古来より東北地方の温泉地などでおみやげとして売られるようになった木製の人形玩具 "こけし"。

円柱の胴体に丸い頭がついたこの有名な人形は"伝統こけし"として分類され、東北6県に10系統が存在するといわれています。


その一方で、作り手の自由な創造性を重視した型にとらわれない"創作(新型)こけし"とよばれるものも存在し、その発祥地は東北地方ではなく西関東の群馬県。創作こけしの全国シェアのじつに約6~7割を占めているのだとか。



豊かな森林資源こそ、創作力の源。


緑豊かな群馬県・榛東村にて昭和25年よりこけし製造を始めた工房、卯三郎こけし。


周辺の山々に自生する"ミズキ" "ケヤキ" "クリ" "サクラ"などの優れた原木を利用し、その持ち味を使い分けながら多種多様な創作こけしを生み出しています。


卯三郎こけしイメージ


原木を乾燥させ製材からの一貫体制で、ろくろ挽きから磨き、絵付、塗装、組立まで10段階の工程を経て、月産1万5000個の生産能力を有しているそう。



"こけし"から"KOKESHI"へ。


近年は映画やアニメなどの人気キャラクターをこけし化する"キャラクターこけしの製造"という新たな挑戦をスタート。そのデザイン性は海外でも高く評価され、現在ヨーロッパを中心に18カ国に輸出。ニッポンの文化と技を世界に発信しています。



卯三郎こけしロゴ

卯三郎こけし

緑豊かな群馬県・榛東村にて昭和25年よりこけし製造を始めた工房 卯三郎こけし。原木を乾燥させ製材からの一貫体制で、ろくろ挽き、磨き、絵付、塗装、組立の工程を経てこけしを製造している。そのデザイン性は海外でも高く評価され、現在ヨーロッパを中心に18カ国に輸出。ニッポンの技を世界に発信している。